2人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい、失礼します…」
これで、全て終わった。
「なぁ、美紀…」
築ウン十年のボロアパート。
4畳半の一室。
これも全て、美紀と一緒に暮らす為に借りたアパートだったよな…。
後ろで横になっている美紀に目をやる。
なぁ、美紀…。
俺たちが出会った日、覚えてるか?
忘れる訳ないよな…。
合コンで、酔いつぶれた俺を家まで運んでくれたっけ…。
それで……。
酔ってたってのもあって、強引に抱いちゃったんだっけ。
俺は酔ってたからよく覚えてないけど。
朝、見覚えがない可愛い女の子がベッドで寝てたからさ、俺焦っちゃったよ。
最初のコメントを投稿しよう!