⚠LOVE YOU!

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「好きだ。お前のことが」 しかし箱をサイドテーブルに退かして、俺が無言で続きを待っていたらやがてちらりと目だけこちらをみたアーズリーに小声ながらもそう告げられた。 耳まで赤くしているこいつを抱きしめて俺もと返して抑えるつもりが、すり寄ってくる仕草にかなうはずもなく。 気付けば理性そっちのけでアーズリーを押し倒していた。 「ヴェルテ?」 が、こいつは何が起きたかわかってないように見上げるので、もう少しわかりやすい行動に移る。 「っ……んっ、ぁふ……」 そっと顔を寄せ一度鼻先に軽いキスを落とし、そのまま唇を重ねた。 角度を変えながら浅い口付けを繰り返し、ふと苦しそうに開いた隙を奪って舌をねじ込む。
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