⚠LOVE YOU!

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「今更だな。だいたい隠せてると思ってたほうが驚きだが」 うなじにキスをして、おれの様子をうかがうヴェルテに考えてたこと全部告げたら、けろりとした表情で言い返されてしまった。 「ま、問題がそれだけなら止める必要なくなったよな」 「え、あ、馬鹿っ……ん、ふ……」 知りたくない事実に言葉を失っていたら、にやりと笑ったヴェルテはそう囁いて止めていた手を動かし、スラックスの前を寛げていく。 直に緩く握り込まれ、伝わる熱に腰が跳ねる。 ゆるゆると扱くのに合わせてたつ水音にたまらず、その腕を掴むが力の入らない手では抑止にはならなくて。 「強請ってるみたいだぜ」 「ちがぁ……ゃ、んっ、っあぁ……」 しかも耳許で笑う声で囁かれ否定しようとするが、そのタイミングで強く擦られ言葉は喘ぎ声に変わっていった。
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