⚠LOVE YOU!

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気がつけば腕を掴んでいた手は胸元に回され、時折指で突起を掠めては弄んでいる。 じりじりと内側を蝕んでいく快楽の波に耐えるようにますますシーツを強く握りしめ、額を押し当てた。 止めようがないうわずった声もどうにかしようとシーツを噛んだが、目ざといやつに顎を取られ逃げようがなくなってしまう。 「アズ……」 「ひぁ、っ……あヴェル、っ――……!……」 背中に押し当てられた唇から発せられる名前を呼ぶ低い声ですら刺激になって躰を駆け上がる。 さらにちゅっと音をたてて吸われて、その瞬間堪えていたもの全て突き崩されたようにヴェルテの手の中に熱を吐き出していた。
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