⚠LOVE YOU!

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**** 「この馬鹿、節操なし」 「……」 ひとねむりして元気が戻ったのか、アーズリーはさっきから延々と小言を並べ立てている。 しかし勢いがいいのは口だけで、体は枕を抱えシーツに沈んだままだ。 強引に押し流した手前、分が悪いので黙って聞いていたが文句の単語がループしてきている。 それは本当に怒ってるのではなく、自分の気恥ずかしさをごまかそうとしている証拠。 やれやれ、そろそろか。 ベッドに腰掛けたままちらりと振り向けばアーズリーは、はっとしたあとむすっとした表情で睨んでくる。 ここまできたらこっちも聞く理由もないと、俺はまた愚痴を言おうとしている口にチョコを放り投げた。 「も、そのへんで十分だろ」 「……うるさい」
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