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――ヴェルテ
快楽にというよりどっちかというと怯えから躰を震わすアーズリーにさらに追い討ちをかけたくなる衝動を覚える。
それに従うままにアーズリーの足に絡ませていた脚を持ち上げ、スラックスの上からすっかり硬くなっているそれに太もも押し当てた。
不意の衝撃に見開いた眼から涙が零れ落ちるのを優しく舌で受け止めてはやるが、脚の動きは手加減を加えない。
「いっ……ゃあ、っ……ヴェルテぇ……あァん」
快楽にたえきれなくなったのか、ガクンと下にずり落ちたせいでかかえって深く脚に跨る形になってアーズリーはますますあられもない声で喘ぐ。
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