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「やだっつー割には自分から腰揺らしてんじゃねーか」
「違っ、はン……ヴェル、テ……あ、ゃだ、もっ……」
揶揄かうような暴言を吐いて、それだけで躰をしならせるアーズリーが縋るような瞳を向けてくる。
濡れて溶けた翠にぞくりと欲望が膨れ、ずいぶんいやらしく笑う自分がその眼に映っていた。
逃げようと浮かす躰を片手で制し、腰から尻に回した手でさらに揺さぶる。
それに限界を訴えるかすれか細い声を出す唇を塞ぐ。
「んんっ、んー……ふぁ、あ、っめ……」
「何がダメだって?」
苦しさの滲む吐息の合間に嫌と呟く理由をわかっていて俺ははぐらかすように尋ね返した。
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