⚠夏の日の戯れ

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しかし、なんでそんな話になったんだか。 ほどなく、寝息をたてるアーズリーを静かに抱き寄せて、一人思案にふける。 暑いから始まって、半ば襲うように抱いて、自業自得で介抱して。 それで甘やかし過ぎとはおかしな話だ。 アーズリーに何か思うところもあるのだろうが、当人はすでに夢の中。聞くことは叶わない。 「……ま、いっか」 考えても仕方ないからその一言で捨て置くことにして。 それよりも、大人しく腕の中に収まっているこいつを構うことにしようと眼前にある髪に顔を寄せる。 ただ改めて戸惑う暇もないくらい甘やかしてやろうとこっそり決めながら。 end
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