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それに気付いたのはつい最近のこと。
今日も仕事の計画を立てているこいつは黙々とパソコンと向かい合っている。
しかし仲間になってもこいつはどこまでも冷ややかで、一向に打ち解けない態度に俺は手を差し出したのを後悔したくなるくらいだ。
でもキレーなんだよな。
けれどその横顔を眺めている俺はもう何度目かの感想を内心で呟いた。
落ち着き払った装いも、時折睨みつける瞳も今まで周りにいなかったせいかやけに惹きつけられる。
「いつまで見てる気だ」
「っと、悪りぃ……しかし相変わらず仕事が早くて助かるぜ」
そんな相反する感情にとらわれていたら、いつの間にやらこちらを向いていたアーズリーにものすごくうざったそうな声で呼ばれ我に返る。
ごまかそうとにっと笑って見るも、ますます眉間にシワが寄るだけでどうしたものかと思えば目の前に紙束を出された。
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