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ユキちゃんの一言にだるだるしてた空気が一気に新しくなる。
ユキがいきなり席をたち、入口に向かい手をふる。修平も俺もつられて入口に目をむけた。
ちなみに
ユキちゃんは仲間内で一番可愛いって評判。ふあふあの栗色の髪をツインテールにして、どっかの甘いアイドルみたいだ。
近寄ってくるスーツの女性2人。どうやら前を歩く美人さんが、オネーサンらしい。
「ユキー、また遊んでたのっ?」
「うん、そーだよ。
おねーちゃん仕事がえり?」
「まー…そんなとこ。あ、ユキの姉のカヨですっ」
「どーもっ」
「どーも…」
「カヨさん美人っすねー」
かっこよくて手が早い慶太がスマイルで誉める。
「そんなことないよぉ」
さすが
カヨさん、目がハート。
でも…慶太彼女いるよな…?
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