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平日の為スムーズに水族館に到着した。
車から降り、入り口で入場券を買い、中に入った。
お母さんは僕の彼女だよ
息子のいきなりの言葉に驚きながらも
いいよ 今日は拓也に甘えちゃおう
私は拓也の腕に腕を通して歩いた。
自宅より放れた場所だったせいもあり、自分も気持ちが若くなった様に、
年の差カップルを演じた。
色んな人にすれ違い、中には不思議そうに見る人もいたが気にはなったが、拓也の彼女になってプリクラを撮ったり、写真を撮ったり、楽しい時間を過ごした。
一通り回り、帰る事に。
何処かで夕食食べてく?
お母さんの手料理の方がいいよ
拓也 何食べたい?
お母さん
お母さんは食べれ無いよ
ぢゃ、カレーライス。
お母さんはデザートにするよ
冗談の中にも私を求める息子。
私の心境は複雑だった。
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