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「先に俺が行く。フォロー頼む」
「わかった」
ドリブルで仕掛けると1人がプレスを掛けに来た
俺はダブルシザースをし左右に揺さぶる
(どっちだ?右か…左か…!?)
大翔(先ずは1人)
一瞬のスピードで交わし、そのスピードに乗ったまま
マルセイユルーレットで交わす
(速い!?)
(クソ…)
そしてシュートを放ち、ゴールネットを揺らす
あっという間の出来事に周りは驚いていた
澪(凄い…)
清純「合格だ、成沢大翔」
一同「えっ!?……え~!?」
成沢と聞いた瞬間、部員達はかなり驚いていた
「成沢大翔って…」
「あのフィールドの魔術師と言われる成沢翔の息子で」
「イタリアのミランユースにいた奴か!?」
なんか俺のことをみんな知っていた
少し恥ずかしい気持ちになった…
翔「どうです?葉山さんなら感じたはずですよ」
葉山「まさに彼は侍ストライカーだ…」
翔「イタリアのミランユースで付けられた異名です」
天才型のフォワードが羽瀬高サッカー部に現れた
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