~♯31~

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大翔「ハァ…ハァ…ハァ…」 加来からボールを奪ったのは羽瀬高の背番号10の成沢大翔の姿だった 聖也「ナイス」 龍「翔もあぁやってピンチを救ってくれたよな」 理吉「この!!」 加来は俺に向かってプレスを掛けに行く 俺はすぐに日生に繋ぎ、走り出す 貴一(いつも以上に集中力を使っているから体力の減りが早い。大翔にあまり回すのは…) 大翔「出せ!!」 日生は俺の声を聞くとボールを繋ぐ 唯花「行けぇ大翔!!」 「「大翔、大翔、大翔」」 ドリブルして行くと優斗が立ちはだかる 優斗「何故そんなになってもやれるんだ?何故だ!!」 大翔「そんなの決まってるだろ!!」 キープしながら話続ける 「「大翔、大翔、大翔」」 大翔「この声援が止まない限り、俺は…まだまだやれるんだ!!」 応援してくれる人達がいるから俺は動ける――― 優斗を抜く 恵介「追え優斗!!」 優斗(親父…この!!) プレスに向かう優斗 俺は周りを見ながらキープする
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