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大翔「ハァ…ハァ…ハァ…」
加来からボールを奪ったのは羽瀬高の背番号10の成沢大翔の姿だった
聖也「ナイス」
龍「翔もあぁやってピンチを救ってくれたよな」
理吉「この!!」
加来は俺に向かってプレスを掛けに行く
俺はすぐに日生に繋ぎ、走り出す
貴一(いつも以上に集中力を使っているから体力の減りが早い。大翔にあまり回すのは…)
大翔「出せ!!」
日生は俺の声を聞くとボールを繋ぐ
唯花「行けぇ大翔!!」
「「大翔、大翔、大翔」」
ドリブルして行くと優斗が立ちはだかる
優斗「何故そんなになってもやれるんだ?何故だ!!」
大翔「そんなの決まってるだろ!!」
キープしながら話続ける
「「大翔、大翔、大翔」」
大翔「この声援が止まない限り、俺は…まだまだやれるんだ!!」
応援してくれる人達がいるから俺は動ける―――
優斗を抜く
恵介「追え優斗!!」
優斗(親父…この!!)
プレスに向かう優斗
俺は周りを見ながらキープする
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