~♯32~

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先程まで白熱とした闘いをしていた国立競技場 試合が終わりみんないなくなったにも関わらずスタンドでピッチを眺める少年がいた 大翔「ここでやることは当分ないのかな」 少し寂しげに最優秀賞のトロフィーを持ってピッチを見ていた すると2人の男が俺の所に向かって来た 大翔「ん?…クノスにハーバだ!?」 あまりのことに俺は驚く ハーバ『君のプレー見せて貰った。父親に似て良い選手だ』 大翔「サンクス…」 俺は幼い頃から海外にいたから日常会話なら英語、イタリア語、ドイツ語など話せる 翔(なんだ。もう会っているのか) 俺を見つけた親父はこっちに来る 翔「クノスどうだった大翔は?」 クノス『そうだな…』 俺は緊張していた あのスペインの名門グラブチーム『バルセロナ』の司令塔、王様の異名を持つルシェン・クノスがどう思っているのか クノス『将来、必ずマンUに必要なストライカーだと思った』 翔「大翔やったな…大翔?」 大翔「………」 俺は口が開いたまま固まっていた
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