~♯32~

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翔「しっかりしろ!!」 大翔「あっ!?」 我に返ると、クノスの言葉を何回も思い返していた 録音をしていたテープで好きなフレーズを聴いているみたいに ハーバ『まっ出るようになるのはいつになるか解らんがな』 翔「厳しく指導してくれクノス」 クノス『あぁ。大翔』 大翔「はい!!」 まだ緊張しながら返事する クノス『1つ聞く。お前の夢はなんだ?』 クノスのいきなりの質問に俺は迷うことなくこう言う 大翔「世界一のストライカーです」 クノス『…フン。早くイギリスに来い』 ハーバ『待っているよ』 ハーバ達は俺達の前から立ち去って行った 大翔「親父…」 翔「どうした?」 大翔「こんなに緊張したの初めてだよ俺…」 翔「俺はお前のそういう姿を見るのが初めてだよ」 心臓の鼓動がかなり早くなっていったのは言うまでもない 大翔「帰りますか」 翔「そう言えば見つけられたか?自分のサッカーってヤツ」 その質問に俺は・・・
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