~♯33~

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大翔「やった…やった…」 俺は嬉しくて涙を流した 越えたいと想い続けたあの親父を抜くことが出来たのだから 翔「良くやった大翔」 親父は後ろから俺を抱き締めて来た 自分のことのように喜んでいた パチパチ… 大翔・翔「えっ!?」 拍手が鳴り響いていたから何かなと思ったら 安西達が来ていた 龍「ナイスプレー」 聖也「良かったぞ」 周作「感動した」 宏和「頑張ったで大翔」 唯花「お父さんもお疲れ」 麻衣「素敵だったよ」 みんなが拍手をしてくれているなか、お袋が近付いて来て 俺達を抱き締めて来た 唯「翔、お疲れ様。大翔、頑張って来なさい」 翔「唯、ありがとう」 大翔「頑張るよ」 唯花「私も混ぜて」 成沢家みんなで抱き合っていた 周りから見ればキモいと思われるかもしれない だけど、俺達にとっては幸せだと思う瞬間でもあった 大翔「親父、俺必ず世界一のストライカーになるよ」 翔「あぁ」 そして、あっという間にイギリス行きの日がやって来た
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