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大翔「やった…やった…」
俺は嬉しくて涙を流した
越えたいと想い続けたあの親父を抜くことが出来たのだから
翔「良くやった大翔」
親父は後ろから俺を抱き締めて来た
自分のことのように喜んでいた
パチパチ…
大翔・翔「えっ!?」
拍手が鳴り響いていたから何かなと思ったら
安西達が来ていた
龍「ナイスプレー」
聖也「良かったぞ」
周作「感動した」
宏和「頑張ったで大翔」
唯花「お父さんもお疲れ」
麻衣「素敵だったよ」
みんなが拍手をしてくれているなか、お袋が近付いて来て
俺達を抱き締めて来た
唯「翔、お疲れ様。大翔、頑張って来なさい」
翔「唯、ありがとう」
大翔「頑張るよ」
唯花「私も混ぜて」
成沢家みんなで抱き合っていた
周りから見ればキモいと思われるかもしれない
だけど、俺達にとっては幸せだと思う瞬間でもあった
大翔「親父、俺必ず世界一のストライカーになるよ」
翔「あぁ」
そして、あっという間にイギリス行きの日がやって来た
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