氷室達也の章

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俺は暴走族が嫌いだ いつも群れては 自分が強いと意気がっている それに もう一つ嫌いな理由がある あれは俺が小学6年生の頃だった … … …。 ~氷室達也小学6年生の頃~ 俺には大好きな姉ちゃんがいた 俺んちの近所に住んでいて 年は俺の5個上で 名前はサツキ サツキ姉ちゃんって呼んでいた いつも優しくて 友達がいない俺をいつも気にかけてくれていた 幼なじみの敦子もサツキ姉ちゃんが大好きで いつも学校が終わると 両親が共働きで親が家にいない俺と敦子は 俺と敦子とサツキ姉ちゃんの三人でいつも遊んでいた たまに サツキ姉ちゃんが連れて行ってくれた お好み焼き屋 そこのお好み焼きは本当に美味かったなぁ
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