拒食症

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中岡遥花。中学一年生。 彼氏もいて、普通に幸せな生活をおくってた。 まわりには友達もいて、苦手な子たちともうまくやってるつもりでいた。 「でぶ」 ある日いきなり男子に言われた言葉。 それはお弁当を食べていた時。 中学1年生。思春期で成長期な私は、お弁当箱は大きくそんな私のお弁当を見て言ってきたのだ。 その時は軽く流した。 自分は自分。他人は他人。 割り切れてた。 でも、少しだけつっかかってた。 心の片隅で私は太ってる、なんて思ってた。 でも部活もしてたしこれ以上太ることなんてないだろう、と思い気にしないことに決めた。
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