胎動

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「……それでテュティス様はどうしてくれるんですか?」 夏樹はちょっとキツメにテュティスに言った 「それで、お詫びと言っては何ですが…別の世界で生きて行きませんか?」 別の世界…この言葉に夏樹は少し心が踊った 「えっと~そこはどんな世界なの?」 「ちょっと興味出ました?」 夏樹は顔を紅くして 「うるさい」 と言った そしてテュティスはその世界のことを色々語った 「魔法…使い魔…使い魔バトル………いい世界だ~」 夏樹は緩んだ笑みを浮かべていた 「夏樹さん、どうしますか?」 その言葉に夏樹は当然といわんばかりに 「当たり前よ!行く!!」 「では…新たな世界で楽しんでください」 テュティスのその言葉と共に、目の前が暗くなっていった 「あっ言い忘れました、身体はサービスで元の肉体を再生しておきましたから安心して下さい」
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