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「たっ…助けて…」
その声は前の草むらにいる少女に聞こえていた
「えっ?!なっ何?」
少女が辺りを見渡している時、脚を誰かに掴まれた
「ぎゃぁああああ!!」
掴まれた少女は足を振り、手の主を踏ん付けた
「いっ痛!痛い痛い!踏まないで、助けて…」
夏樹は何回も踏み付けられるも、なお助けを呼ぶ
「え?助けて?」
少女は踏み付けていた足をどけて踏んでいた足の下を見た
「にっ人間!?」
少女は顔が青ざめた
「だっ大丈夫ですか?!」
少女は、夏樹を何回も揺すった
「いっ痛いです!揺すらないで!!」
夏樹は少女に心の底からの声を伝えた
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