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ここは聖都の国境付近
「今日も終りね。」
辺りには、数人の帝都の騎士達の死体がある。
これが私、管理者の役目なんだから。
そんな事を思っていたら茂みからウルフ達が現れ
私の大事な協力者。-私が逃れて聖都に来てからずっと-
「今日もお願いね。」
呟く言葉と共につけるのは冷やかな微笑み。
ウルフ達は1啼きすると死体を片付け始める。
私も戻らないと。
そう想いながら聖都にある場所に向かう。
自分を待つ者の為に。
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