プロローグ

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広い草原に転がる無数の魔物の死体。 その真ん中には濃い紫色のローブを身に纏っている人間。 フードを深く被っているため顔を見ることはできない。 「やはり、血の臭いは苦手だ。吐き気がする。」 独り言のように呟く。・・・いや、実際に独り言なのだが。 声を聞く限りでは少年と思われる。 その少年が2度指を鳴らすと、無数の死体が消えた。 「証拠も取ったし帰るか・・・・・。」 そう言った瞬間少年は消えた。
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