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あれから一週間後‥
サマナリカ魔法学校大学部入学式の日になった。
「千歳‥なんやこれ‥」
魔法学校の外観を見て驚愕している涼。
「魔法学校。」
簡潔に答える千歳。
魔法学校は例えるなら城。石とレンガでできた洋風の城だった。
しかも、小学部と大学部が分かれているので城が並んで二つあるという奇妙な建物だった。
「学校はわかるんやけど‥これ城やんな?」
涼はなぜか疑っているようだ。
「魔法学校ってちゃんと看板に書いてあったろ。」
千歳も困惑しているようでかなり簡潔に答えている。
「「まぁ、いこか。」」
二人は意気揚々と学園の中に入って行った。
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