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国は魔法大国フェシミニア。
人々は魔力を消費し魔法を使う国。
すべての原動力は魔力。この国では
『万物には魔力が宿っている』
と言われている。それは木や花から人や物まで。
魔力のない者はこの国では生活できないとさえ言われる。
この国には東西南北、中央に大都市がある。北は『レイラン』、南は『マルジア』、東は『ユーテリ』、西は『ワレトヌ』中央は『サマナリカ』。これらを総称して『フェシミニア5大都市』と言う。
5大都市にはそれぞれ大きな国立の魔法学校がある。10歳から15歳が小学部、16歳から20歳までが大学部となっている。魔法学校では魔法の基礎から応用、体術などギルドに入るために必要な知識を学ぶところ。
ではギルドとは何か。
犬の散歩から魔物の討伐まで、依頼し、報酬金を準備すれば何でもやってくれる機関。
また、軍隊としての役割もある。
5大都市それぞれに中心となるギルドがあるが、そのギルドをまとめる大魔導師会と呼ばれる組織がある。
その下には各ギルドに配属されているギルドマスターと呼ばれる位のものがいる。
そして、またその下には1~10番の軍隊がいる。1隊は約50人程度。
ギルドにはランクがあり高い順からZ.X.SS.S.A.B.C.D.E.Fがある。最初は誰でもFから任務をこなしていくとP(ポイント)が貯まり一定数を超えるとギルドランクがアップする。
S以上になるとPを貯める他に試験がある。
このためZランクは片手で数えられるくらいしかいない。
そしてSSランク以上になると二つ名を大魔導師会から与えられ
それを名乗ることができるようになる。
中央都市に限り、ギルドマスターの下に「アークエンジェルス」と呼ばれる集団がいる。
ギルドに登録するためには最低小学部を出ていなければならない(例外あり)。
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