生まれは山の中。

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村に子供は少なく 私たち3人はいつも 一緒に遊んでました。 姉がおもちゃで遊ぶと 私も真似しておもちゃで遊び弟も真似して遊ぶ。 取り合いになって 喧嘩になり泣きまくる‥(^_^;) 母の証言によると 私が1番わがままで なんでも取り合いを仕掛けて大変だったそうです。 私が小学生の頃の ある日‥ 祖父が山へ いつものように チェーンソーを持ち 出かけていました。 私は、 『ついてくー』 と無言の祖父と 一緒に出かけました。 祖父はホイホイと慣れた仕草で山道を上り私はついて行くのがやっとでした(T_T) ぜえぜえ‥ ぜえぜえ‥ やっと祖父が足を止めた時 『ドゥルンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!』 チェーンソーの音が 静かな山の中で鳴り響き(^_^) 祖父が木を斬り始めました‥ (ちなみにうちの山の土地の木です) ‥その姿は職人。 時には山に登り枝を力ずくで折り、 チェーンソーで倒した木を細かく切ってゆく‥ その木を抱え ドットに積んでいく (私は昔からこう呼んでいますが、農家では多く使われる‥ヤンマー社の木を運ぶ自動車みたいな者です‥走るタイヤの部分は戦車みたいになってます) ちなみに私は火に良く燃える 杉の葉をひたすら拾ってました(^_^)
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