幸せな家族
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末の子は恐れました。 『いつか両親に捨てられるかもしれない』 いつの間にかそう考えていたのです。 末の子は大好きな家族に 不要な存在と思われることが一番恐かったのです。 日に日に膨らむ不安感に恐怖しながら 末の子は学校に行きました。 末の子にはたくさんの友達がいます。 勉強も運動も苦手で嫌いな末の子ですが 友達に会えることを楽しみに毎日学校に行くのです。
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