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それが1ヶ月くらい続いた頃。
アイツ学校来なくなってさ。
ざまぁみろ、って思ったんだ。
これであのムカつく顔を見ずに済む…ってさ。
で、またある日、食堂で友達と飯食ってた時。
後ろのテーブルに座ってる女子が何か面白そうな話してたから聞いてた。
「ねぇ、広瀬拓真って人知ってる?」
「あぁ知ってる。いつもニコニコしてる人でしょ?同じサークルだし」
「あの人…自殺したらしいよ」
はぁ!!?
自殺…え!?
自殺って、死んだって事かよ…。
動揺を隠せなかった。
友達に声かけられても聞こえない程。
でも、当時の俺は何を思ったのか、自分を擁護していた。
確かにイジメをしていた。
だが、俺たちからのイジメだけがきっかけじゃない。と。
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