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パンパーン!!
「アイー!お誕生日おめでとうー!」
クラッカーの音とともに、誕生日を祝う言葉が出た。
今日はアイの誕生日なのだ。
「みんな、ありがとう!」
今回の主役であるアイは嬉しそうに言った。
「はい、これ。あたしからのプレゼント。」
最初にマユがアイにプレゼントを渡した。
「ありがとう!何だろう?開けていい?」
「いいよ。」
マユが答えると、アイはプレゼントの包み紙をそっと剥がして、中身を出した。
「わぁ!可愛い!ありがとう、マユ!」
その中身は、ビーズで出来た犬の携帯ストラップだった。
「いいえ。喜んでくれて良かった!」
マユもつられて笑顔になった。
「じゃあ次!俺からのプレゼント!」
次にユウがプレゼントを渡した。
「ありがとう!開けていい?」
「どうぞ。」
アイは包み紙を剥がし、箱を開けた。
中身は、シンプルな腕時計だった。
「おぉ!これ、アタシがずっと欲しがってたヤツだ!サンキュー!」
「どういたしまして!」
アイは早速腕時計を付けた。
「どう、マユ?似合ってる?」
アイは隣に座っているマユに腕時計を見せた。
「はいはい。似合ってるよ。」
「んもう!ちゃんと褒めてよ!」
マユの返事に、アイは少し膨れた。
「フフッ。ごめんごめん。すごく似合ってるよ。」
「ありがとう!」
マユもアイも笑顔になり、ユウもつられて笑顔になった。
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