☆美鈴side☆

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自分の席に座ると後ろから誰かが抱きつく 「おっはよーん美鈴」 「もぉーびっくりしたぢゃん」 「ごめんごめんっ」 沙羅は顔の前に手を合わせた 「今日も疲れたよう」 美鈴が沙羅に抱きつく 「はいはい毎日お疲れ様」 沙羅はあたしの頭をなでなでする この子は姫桜沙羅 姫桜財閥の令嬢なの。 そしてあたしの唯一素でいられる親友。 「ねぇねぇさら聞いてぇー」 「ん?どしたの?」 「朝学校来たら女の子に鞄持ちますって言われちゃってさ…」 「それで?」 「もちろん断ったよ悪いしー。」 「そかそか…」 「なんか特待生って良い事もあるけど疲れる事とかの方が多い…」 「んー。私わ普通な事だとおもうけどなー。鞄持ってもらうなんて(笑)」 「普通じゃないよ…。」 沙羅はこういうとこお嬢様なんだよな…。
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