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学費免除は超嬉しいけど特待生になってからやたら目立つし
みんなが私に気を使うし
精神的にも体力的大変な毎日…。
私がトボトボ絨毯の上を歩いてると一人の女の子が
「美鈴様お鞄お持ちします」
と手を差し伸べてきた
「大丈夫だよ鞄くらい自分で持てるし」
「いえ…お気になさらずに私に持たせて下さい」
「いや…本当大丈夫だって」
気を使ってくれるのは嬉しいけどさすがに悪いし自分で持てるし
「そうですか…申し訳ございません」
「謝らないで。気を使ってくれてありがとう」
私は女の子に笑顔を向けた
女の子は顔を赤らめて
「いえ……。」
とだけ言って一礼をして列の中に戻っていった。
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