☆美鈴side☆

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教室の扉を開けるとまたみんなが 「おはようございます美鈴様」 と挨拶してくる。 美鈴はため息混じりで… 「お……おはよ……。」 と言った 一人の女の子が 「美鈴様どうかなされましたか」 「ご気分でも悪いのですか?」 と聞いてきた。 美鈴は 「大丈夫だよ気にしないで」 と作り笑いをつくりながら答えた 「そうですか…何かあったら私たちに言ってくださいね」 「うん。」 こんな会話が毎日続くと大変でたまらない… 特待生なんか辞めたいって思った事だって何度もあった。 でも学費免除がかかってるから頑張らなきゃ… 美鈴は堅く決意した。
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