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「佳亮、おはよー」
部活のこと、優のことを考えながら歩いてると優に声をかけられた。
「優、おはよう」
やっぱり優も俺と一緒でいつもより暗い。
「部活…やっぱ俺のせいやんな…俺が我慢しとったら…」
優は泣きそうになりながらいう。
「お前のせいじゃないって。先輩たちだってわかってくれたやろ?」
優はコクッと頷く。
「やったら…先輩たちには悪いけど1年待たな仕方ない」
「やんな…」
俺達はため息をつく。
学校に近づくにつれてみんなの目線が痛いほど刺さってくるのがわかる。
やっぱり陸上部のこと知っているのか…
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