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職員室から生徒指導室にいき森先生と長浜先生、生徒指導の鈴永先生(男性教師・国語担当)にカンニングのことについて聞かれた。
カンニングはしてない、知らない内に入っていたと先生たちに訴える。
「萩野くんは普段真面目やし…こんなことするはずないよな。でも筆跡が…」
森先生はそういって頭を悩ませる。
「いくら真面目でも陸上部のこともあるし…ホンマにやってないのか?」
鈴永先生にそう聞かれる。
「やってません。というか陸上部のこともあれは無実です!」
少しむきになってそう答えると先生たちはうーんと悩む。
「とりあえず今日のは見逃すことにしませんか?」
長浜先生が鈴永先生にそういう。
「はぁ…とりあえず今日は見逃すけど次したら保護者に連絡する」
「…はい…」
「帰っていいぞ」
こんなに完璧に作られているのだから疑いをはらすのは無理だ…
「失礼しました」
そういって生徒指導室を出ていった。
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