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          くすくす笑いながら、白い雫の絡みついた指で俺の中心をぎゅっと握った 「あぁぁっ…!!」 与えられた強い刺激に思わず声を張り上げて身を硬くする 尻たぶに口づけられ歯を立てられて、自身がひくりと揺れた そこはもう完全に勃ち上がり、だらだらと半透明な液を流し続けている 「やめっ…!!」 「はっ、ここはやめてなんて言ってねぇみたいだけど?」 確かに、口ではそう言っていても、実際には抵抗なんて出来なくて、頭ではいけないと解っているのに身体は素直に愉悦を貪っていた 蕾に舌を這わされて、ゾクゾクと背筋に震えが走る ゆっくりと慣らすように押し入ってくる舌から伝ってくる唾液が潤滑油替わりに流し込まれ、行為に慣れた身体は、自然に受け入れる兆しを見せ始めた 「ふぅ、んっぁ」 声だけでも抑えたいという理性がどこかで働いて唇を噛み締めているのに、それをさせまいとするように仁さんの指がナカに挿入される 「あぁ、やっ…ぁん」 グチュグチュとナカをかき混ぜ、聴覚までもを犯すような水音をさせる仁さんにありったけの思考を動員させて訴える 「んぁ、も…やめっ、あ やめ、てくだ、さっ…じん、さ、ぁ」 訴えたところで俺の願いなんて聞いてくれるはずもなく、すげーいい眺め、と呟き指を一本ずつ増やしていく その指がイイところに強く当たり 「やぁ…っあ、あ、あっ」 ついに白濁を吐き出してしまっていた 床に飛び散った液をぼんやりと眺めながら、こんな玄関で俺は何をやってるんだろうと笑いだしたくなる 「なんだよ、結局感じまくってんじゃん 明彦を汚してるのはお前も一緒だろ?」 仁さんは呆れるように言葉を吐いて、ナカの指を一気に引き抜いた 衝撃で息が詰まる 「ひっ…!!」 カチャカチャとベルトを外す音が聞こえて緩慢な動きで振り返ると、ほとんど衣類の乱れていない仁さんが前を寛げていて その熱い昂りを蕾に押しあててきた 「…あ、ダメ…」 それだけは… そう思ってるのに、視線は仁さんのそこから外せない 「なぁ、欲しいだろ?」 これが…と言って、蕾の入り口を焦らすように滑らせる  
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