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「こんにちはー。気分はどう…あっ、ルミ副隊長!」
「あらリーセ、お疲れー。相変わらず可愛い顔してるわね」
「ちょっ、とんでもないです!ルミ副隊長の胸と比べたら…そんな!」
「リーセさん、誰も胸は誉めてないですよ」
天然のリリアにもつっこまれるほど、リーセのどんくささは健在である。
「今まで触れなかったけど、ルミ姉の胸ヤバいよね。超巨乳じゃん。リリ姉よりも大っきいんじゃない?」
「ふふーん。そうよ。見よこのビッグバスト!Wカップくらい?」
「いくら何でも盛り過ぎでしょ」
「あら、そう言うレイチェルの胸は…うーん、結構あるじゃない。CかDくらい?」
「勝手に見積もってんじゃないわよぉ!」
「どれっ、ちょっと見せてみな!リリアもボケッとしてないで脱がんかい!」
「ほあっ?やめてください~」
ヴァンを男として見ていないのか、ルミは病み上がりのレイチェルやリリアの服をめくろうとする。
相変わらず無茶苦茶な女だ。ヴァンは鼻血を出して倒れ、リーセも放置されている。
とその時、ルミから逃げ回っていたライナがタイミング悪く病室に入ってきた。
「ふぅー。どうやらまいたみたいだな。まったく、ルミさんにも困ったもん………」
ルミの右手にリリア、左手にレイチェルの服が掴まれてあり、ギリギリのとこでようやくルミの手が止まった。
2、3秒ほどそのまま静止した状態で流れる沈黙。レイチェルとリリアは顔を真っ赤にし、慌ててめくれた服を降ろした。
「え、あ、俺は悪くないぞ?ギリギリ見てないし…な」
「うるさいわよ!!この変態!!サイテー!!」
「死ねですっ!!ライナさんのすけべ!!」
「不可抗力だぁーーー!!!」
ライナは今見た光景を飛ばされる勢いで、2人の瞬速パンチをくらってしまった。
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