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「今日だけのことじゃないさ。この村では大人も子供もみ~んな働く。働かないと生活できないからね!」
ユキ達は、そんな村の状況を聞き、貴重な食料をもらって申し訳なく思いましたが、そんな二人の様子を見て女性は、
「気にしなくていいのよ!旅人を持て成すくらいの余裕はあるの。一応アタシはこの村の村長だから、旅人を持て成すのも仕事の一つだわ」
「あらッ!村長さんでしたのね。全然気付きませんでしたわ!」
「僕も驚きました」
びっくりしている二人を見て、女性はふふっと笑うと
「村長っていったって対したもんじゃないさ。ただ年食ってて仕事が出来るだけで選ばれてるからね」
と言いました。
リィは先程から気になってしたことを女性に聞いてみることにしました。
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