【ピーター・パン症候群】

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ピーター・パン症候群。 これはアメリカの心理学者、 ダン・カイリー博士の著した同名の書「ピーター・パン症候群」で提唱された精神疾患としての概念である。 年齢的には大人なのだが、それだけで一概に大人だと分類するには精神的にあまりに幼稚。 この症状の定義を一つあげるとするのなら「成長する事を拒む大人(男性)」とでもなるのだろう。 心理学的なアプローチから言えば、「言動の幼稚さ」、「精神的・社会的・性的な部分に於いて問題を起こし易い」などがあげられるそうだ。 人間的に未熟なうえ、ナルシズムに走る傾向があり、自己中心的、反抗的、依存的、無責任的、短気でずる賢い…。 と、あまりに一方的な批難のような特徴があげられ、こちらとしても些か気が咎めてしまう。 上記のことからご想像の内だとは思うが、社会生活への適応は困難を極め、必然的な孤立に陥ってしまうというのが常だということらしい。
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