scene03.

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時刻はPM8:32 見たい番組が ちょうど後半に差し掛かる時だった まっすーは 深刻な顔のまま フライドポテトを頬張り続ける ちなみに こんな顔をしながら 話を割って「ポテト食べたい」と 手を差し出し 俺に奢らせたのは言うまでもない 「…そうなんだ」 「そうなんです!!!」 いや、 俺の感想もう終わったし… 未だ俺は「まあ、いいんじゃない?」と言えずにいた そんな時、 まっすーの携帯は震え コーヒーを小さく波立たせた 「あ、もうすぐ  しげが着くみたい…」 「え!?、しげ来るの!?」 うわー もう長居する気満々だね 「みんなで会議するべきかと  思いまして!」 事態はまっすーにより ますます重大化していった  
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