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「なんだ、いたの?
暗過ぎだろ、電気点けるよ」
「しげ!、委員会終わった?」
そういえば暗い、
気付けば夕日は沈み
一番星が輝き始めていた
「おお」
「じゃあ帰ろ!すぐ帰ろ!!
本当は早く帰りたかったんだ」
え?
ちょっと、帰る気満々!?
「こら、あと5分ぐらい…」
「じゃあね!!けいちゃん
大丈夫!また明日ね」
「…はい、さよなら」
折れる俺…
振り回されている
「最低新人教師」
でもね、
愛しいから知ってることもある
カーテンを開けると
薄暗い校庭を
桜が優しく、彩っている
手越が想う人は、
俺じゃないんでしょ?
next.
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