scene02.

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「なんだ、いたの?  暗過ぎだろ、電気点けるよ」 「しげ!、委員会終わった?」 そういえば暗い、 気付けば夕日は沈み 一番星が輝き始めていた 「おお」 「じゃあ帰ろ!すぐ帰ろ!!  本当は早く帰りたかったんだ」 え? ちょっと、帰る気満々!? 「こら、あと5分ぐらい…」 「じゃあね!!けいちゃん  大丈夫!また明日ね」 「…はい、さよなら」 折れる俺… 振り回されている 「最低新人教師」 でもね、 愛しいから知ってることもある カーテンを開けると 薄暗い校庭を 桜が優しく、彩っている 手越が想う人は、 俺じゃないんでしょ?  next.  
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