プロローグ

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「高志、ご飯よ」 「ああ、ありがとう母さん」 「今日は入学式でしょご飯食べたらちゃんと用意するのよ」 「わかってるようっせーな」  大体俺と母さんの会話はこんな感じだ。  我が家の家族構成は父 母 俺 弟の四人家族。  だが一つおかしいところがある。  俺以外の家族 親戚み~んなゴリマッチョなのだ。  母はサザ●さんみたいな髪型をしているが体型はドラゴン●ールの孫悟空並みのマッチョをしている。  俺がご飯を食べていると父さんが新聞を読みながらリビングに入って来た。  父さんはサラリーマンでバーコードハゲなんのだが、ボディービルダーのマッチョを軽く越えている。 「おはよう、父さん今日もいいマッチョしてるね」 「当たり前だろ、高志、我が家族全員ゴリマッチョなんだ、高志、お前も早く立派なゴリマッチョになるんだぞ」 「悪いな父さん俺は……ガリマッチョ派なんだ」  そう言い残し洗面所に向かった。
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