入学式

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 学校に着いた俺は自転車を止めるため駐輪所にむかった。  駐輪所に自転車を止めると学校の校舎に向う途中。  ヤンキー二人組が気の弱そうな眼鏡君をいじめていた。 「おいもっとあんだろ金だせよ」  あのヤンキーはやばい、  首の曲げ度が。 「ヒィー!! 今あげたお金が全部だよ~」  眼鏡君は頭を抱えながらしゃがんでいる。  かわいそうだな助けてやるか。  俺のこのマッチョ流奥義、 上げマッチョで。  ウソである、 そんな流派はない、あったら本当に戦闘民族になる。  だから普通に助けてやる事にした。 「おい、止めてやれよ。眼鏡君かわいそうだろ」 優しいそうに言ってやると 「あぁん……こらやる気か?あぁん」  そうに言い下手くそなフットワークをしながら、  ジャブを二回ほどして俺は強いんだぞアピールをしている。
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