47人が本棚に入れています
本棚に追加
ヤンキーモドキAが繰り出してきたグ~パンチをしゃがんで避け腹にアッパーを決めるとお腹を抑えて倒れた。
ヤンキーモドキBが近づき担ぎ上げ、
「おい、大丈夫か!! しっかりしろ」
と言ってヤンキーモドキAを揺さぶっている。
「大丈夫だ……それより早……く逃げ……ろ奴はす……ごくつよい」
ヤンキーモドキAはカクッと口で言って力無く倒れた。
何か俺が悪者みたいになってんだけど……
まぁいいかこの立場を上手い事利用しよう。
「おい、こら眼鏡君から取った金返せよ!!」
「ごめんなさい今すぐ返します」
ヤンキーモドキBは慌てながら眼鏡君にお金を返すとヤンキーモドキAを担いで校舎に走ってにげていく。
「眼鏡君大丈夫だったか、俺の名前は多田高志」
「タが多いね」
「そうだな、お前は?」
「見多冠寺 仁(ミタカンジ ジン)よろしく」
みたかんじ人もしかして…宇宙人?
んなわけないか。
最初のコメントを投稿しよう!