少年の自覚

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世界は2つの世論にわかれていた時もあった。 「独裁」か「民主」か。 独裁をし、権力をモノにしたい考え浅き王家の血筋は「民主」の思想を激しく弾圧した。 最も人の命が軽んじられていた時代。 それが僕の年少期だった。 そして僕の父もまた、命を軽んじていた一人だった。
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