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「おはよぉ」
今日も朝から龍ちゃんと会話ができたことに浮かれている私はそのままのテンションで教室にはいった。
「おはよー」
「うっす、ゆう」
クラスメイトが声をかけてくる。
「いいんちょ。宿題でわからないとこあったから教えてぇ」
一番前の席で黒ぶち眼鏡をかけ、いかにも優等生。という感じの女の子に話し掛けた。
「ゆうちゃん。おはようございます。いいですよ?」
きちんと挨拶を交わしてくる彼女と私は、まわりから見れば不釣り合いだとよく言われるが、そんなのお構いなし。
勉強や交友関係ですら、なんでも全力で行きたい私の性格。
勉強だって常に上位。
友達だって常に本音で向き合って行くから、よく喧嘩もするがその分、仲が深まっていくことのほうが多かった。
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