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「…………お……?」 「「「「「「お?」」」」」」 「お…話…し……な…ぁ……に…?」 (((((((遅っ!!))))))) 野次馬と浪人達は一瞬一つになった 気を取り直してもう一度 「ぃ、いやだからよ嬢ちゃん。嬢ちゃんがあんまりにも羽振り良さそうだから俺達に大人しく寄越せば怪我しねぇでも済むっつてんだよ」 「そうだぜぇ」 「…ご…めん…な…さ……い…?」 (いゃ、聞かれても困るんだが) (伝わったよな?伝わってるんだよな?) 「別に謝らなくてもいいからよぉ(謝ってるんだよな?)」 「有…り…難…う…」 (伝わってなぁぁぁい!?何で礼言っちゃってるの!?) 「荷物と金子と嬢ちゃんの体で許してやるから大人しく寄越しなぁ!!(くそうっ!ここまで言えば伝わるだろう!)」
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