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「てな訳で永倉から訴えられたんだが、どうする?近藤さん女中雇うか?」
「うん。女中さん居てくれたら凄く凄ーく助かるんだが…」
「只なぁ、前も女中を募集してまともな奴、来なかったよな」
「間者とか幹部に色目使ったり色々ありましたよね…」
「そうなんだよなぁ」
「山南さんはどう思う?」
「女中さんは必須ですが来る方が…」
「なぁ近藤さん山南さん女中は雇う、で良いんだよな。女中俺が連れて来ても良いか?」
「誰か心当たりが?」
「ああ1人な」
「山南さんと歳が良いなら構わないよ」
「土方君その女性はどの様な方なんだい?」
「そうだな聞いとこう」
「ソイツは小さくて細くて腕ん中にすっぽり収まって温かくて抱き心地良くて良い匂いで可愛くて綺麗で色っぽかったり」
「あ~土方君?」
「んでもって器量も良いし手先は器用で料理も美味いし一緒に居て癒されるし」
「と、歳?」
「ハッ!ぇ、あーコホン」
「大丈夫かい?色々と…」
「大丈夫だ、問題無い。近藤さんは前に数回会ってるが、名前は千早(ちはや)周りにはお千(せん)で通ってるからそう呼んでやってくれ、他の奴には本名言わないようにしてくれよ。家事は出来る。」
「お千ちゃんかぁ!!」
「お千さんですか、何故?」
「恐らく本人から話が有るだろう。後、千早は俺の部屋に住み込みにするから」
「土方君の部屋にかい!?」
「って歳同じ部屋は駄目だぁ!!!何かあったらどうするぅぅぅ」
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