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「う、うるさい‼だいたいお前の取り柄が胸のデカさだけってのは事実だろうが‼まあ僕には全く良さがわからないがな‼」
メリメリっ・・・ドサ
↑僕の左側頭部に鈴の右足首がめり込み、僕が地面に落ちた音
「失礼しちゃうわ、私一応学校じゃ3大美少女として祀りあげられてるのよ?」
「・・・お前が・・・美少女?・・・ふふ・・・・・・笑わせるな・・・鏡見直してこい」
僕は地面に這い蹲くばってでも、最後まで抵抗を止める気はなかった
ガスっ
↑僕の後頭部に鈴の右踵が振り下ろされた音
「もうサイテー‼なんなのよ‼人がせっかく心配してあげたってのに‼もう知らない」
鈴は踵を返してカツカツと学校へ向かったようだ
ふふ・・・それにしてもまた腕を上げたな、鈴
全ての攻撃に反応する事さえ叶わなかった
「ごめんよ、美少女達・・・僕はもう・・・・・・ダメ・・・み、たいだ・・・」
そして、僕の意識は落ちたのだった
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