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「シクシクシク」
俺がつきつけた現実がどうやら、効いたらしい。
この変態さんはこの白い空間の隅で泣いている。
「変態さん、今俺がどうゆう状態なのか教えてくれないか?」
現状把握したい俺は取りあえず変態さんに聞いてみる。
「あ、うん、そうだね。取りあえず今君がどんな状態か教えておくね」
変態さんはどうやら、立ち直ったらしい。
いきなり俺の前に来たからびっくりした。
「君のなかで変態と呼ばれているけど、全然違うからね?」
え、違うの?
「そう違うの。あ、まずは自己紹介からだね。僕は創造神。よろしくね、佐藤晴夜(サトウ セイヤ)君」
なんで、俺の名前を...それに創造神だと?
「混乱しているところ悪いね。君の今の状態を教えるよ。晴夜君、君は結論だけ言うとしたら死んだんだ」
そう言われた瞬間、俺の頭は真っ白になった。
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