18人が本棚に入れています
本棚に追加
※雲雀と京子の長編恋愛小説
自分の愚かさゆえに 誤ってつけてしまった指先の傷
学園のマドンナを気遣う
友達の花をはじめ
少なからずの下心を持つ男子生徒たちに
『大丈夫』と
学園を照らす満面の笑みを贈り
一人保健室へと
足を急がせてた
授業中の保健室には 休養する者の姿も授業をさぼる者の姿も本来そこに存在するはずの保険医の姿もない
マドンナは己でつけた深い傷に思わず顔を歪める
「何してるの」
振り向くと
恐怖の風紀委員長
雲雀恭弥の姿があった。
最初のコメントを投稿しよう!