赤い連鎖

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朝のホームは寒い。 はあ、と息をはいてみるとやっぱり白かった。 早く電車に来てほしいと切に願いながら、辺りをキョロキョロと見回していると 「おはよ」 後ろから声をかけられた。 「あ、おはよ」 この人は“拓海” 私と同じ大学に通う人であり、私の彼氏でもある人。
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